この記事を読むべき人
- 3DCADを社内でどういう風に運用したらいいか悩んでいる人
- 3D活用について過去コンサルタントに依頼したら大失敗してしまった人
- 仮に社内で3DCADを導入したときに、うまく使いこなせそうか?実際に使っている人の声を聞きたい人
こんにちはー、りびぃです。私は普段、iCADを使って生産設備の設計をする仕事をしております。
iCADと言えば操作の高速レスポンスが非常に魅力的な3DCADであり、主に日本国内の設備設計において高いシェアを獲得しています。
そんなiCAD社ですが、なんと2023年11月にiCADフォーラムというイベントが開催されることが決定いたしました!
iCADフォーラムとは、実際にiCADを利用されている企業をスピーカーとして招き、iCADや3Dデータを活用するためのノウハウを参加者の皆さんに共有する講演を行うものです。
過去には、AGC、村田機械、三菱電機などの企業による講演が行われていましたねー
でもさぁ・・・、そういうのって行く意味あるの?
と思ったそこのあなた!!
では逆に聞きますが、あなたの職場では「本当の意味で3Dを活用できている」と言い切れますか?
実は3DCADというのは、単に3Dでモデリングができるだけでは本当の意味で活用できているとは言えません。
どういうことかというと、
- 特定の社員・部署だけが3D導入している状態ではなく、全社的に導入するには?
- 3Dデータを設計開発だけではなく、調達、品質管理の業務にも展開するには?
- 設備の製作に入る前に、CAD上で動作シミュレーション等をすることで現場工数を軽減させるためには?
などといったように、実は3Dの応用例は非常に多種多様なのです。
ものづくり白書2023(経済産業省)を読んでみても、本当の意味での3D活用ができている企業はかなり少ないですねー
そこで、iCADフォーラムに参加をすることで、3Dを活用している企業からの貴重な情報をゲットする事ができるのです。
iCADフォーラムは今回で43回目の開催となるわけですが、今回は規模拡大しなんと「東京・名古屋・大阪」の3箇所で開催されます。
しかも参加費は無料ですよ!
ということで今回は、iCADフォーラム43rdの見どころについて徹底的に解説いたしますので、この記事を参考にぜひ参加申込をしてみてください。
※本記事はiCAD株式会社のプロモーションを含みます。
iCADフォーラムの見どころ
見どころ1: 魅力的な講演テーマ
今回も各講演者からの「役立つこと間違いなし!」の情報提供が得られます。
今回のフォーラムで扱われるテーマは次のとおりとなっております。
講演 | 見どころ |
---|---|
3次元活用による専用機における信頼性の向上と制御連携に向けた取り組み
(イビデンエンジニアリング) |
・3Dデータを使って装置の挙動を確認し、設計ミスを軽減させる活用方法の紹介
・3Dデータと制御機器との連携により、メカ範囲だけではなく制御範囲での事前検証をする取り組みの紹介 |
100日で実現した3次元CAD立上げとRPAによる業務改善
(デンケン) |
・わずか100日で、2Dから3D設計へ移行した方法の紹介 ・CADと生産システム、手配システムとの連携方法や運用方法の紹介 |
自社開発生産設備の開発プロセス合理化への取り組み
(NOK) |
・3DデータでのDR(検図)への取り組みと成果の紹介 ・実機レスで制御デバックをすることによる装置不具合防止と工数短縮への取 |
こちらのアジェンダを見ての通り、本当の意味での3D活用のためには「単に3Dの機能や特徴を知っているだけではなく、それらをどう組み合わせて運用するか?」が非常に重要であり、それこそがノウハウでもあります。
「iCADの操作方法がわからない」とかならサポートセンターへ問い合わせて解決できますけど、運用面って誰も解決方法教えてくれないですからねー
かつての日本が「製品をどう作るか?」という生産技術で世界のトップになったように、これからは「3Dデータをどう活かすか?」というDXにおいて世界のトップを目指していきましょう。
見どころ2: リアルでしか得られない貴重情報
続いての見どころは、今回のiCADフォーラムはリアル開催という点です。
むしろこの「リアル開催」というのが最大の魅力ですよー!
えー、わざわざ会場まで行くの面倒くさくない?オンラインでやってくれたらいいのにー
なんていう方もいるかと思いますが、実はリアルでしか得られない情報がいくつかあります。
例えば
- 実際に活用事例のサンプルをじっくり見せてほしい
- 具体的に活用事例がイメージできるようデモを見せてもらいたい
- 社内展開する際に苦労した点や、それをどう解決したか?について色んな人の意見が聞きたい
などはリアル開催の場に行かないと得られません。
紹介する側の視点に立つと、自社ノウハウをわざわざ公開するわけですから、録画や拡散などのリスクがあるオンラインでは開示できない資料が多いんですよねー
また今回のフォーラムでは、各講演の最後に質問時間が用意されていますので、ぜひ積極的に質問をしてみましょう。
iCADフォーラムへはこれを準備してから行け!
今回のフォーラム参加にあたってはせっかく時間と労力をかけて会場へ行くわけですから、それに見合ったリターンが得られるよう事前に自社での課題を整理してから行くことをおすすめします。
何も準備をせずになんとなく参加すると、
ふーん・・・、どの企業もなんか色々とやってるんだなー
のような「勉強したつもりになっただけ状態」という残念な結果になってしまいます。
なので、課題を予め整理しておき、その解決のヒントを探すようにしてフォーラムに参加するのが効果的です。
ただ、
でも、自社の課題なんて言われても、よくわからんなぁ・・・
という方に向けて、以下の項目をヒントとして自社の課題を探してみてください。
- せっかく3DCADを導入したにもかかわらず、未だに2Dでの設計が主になっている部分はないか?
- 3DCADを使っているにもかかわらず設計ミスや手配ミスが発生しているケースはないか?
- 設計する人によってやり方やルールが統一されていない部分はないか?
- せっかくの3Dデータが活用できない場面はないか?(例えば出張時や、社外とやりとりする時など)
iCADフォーラムではこれを聞け!
今回のiCADフォーラムはリアル開催ということで、講演者の方や参加者の方と気軽に交流できる機会があるわけなので、これを活かさない手はありません。
気になることはどんどん聞いて、情報をインプットしていきましょう。
ただ中には、
いやぁ、でもこういう所で何を聞いたらいいのか、よくわかんないんだよねぇ。なんか場違いな質問したら嫌だしなぁ・・・
という人もいるでしょう。
そんな人のために、聞くと効果的な質問の例を示します。
よかったら参考にして、自分なりにアレンジしてみてください。
- DXや3D活用について、よくコンサルタントに高額の費用を払って依頼しても「期待していた効果が得られなかった」という声を聞くが、コンサルタントの協力を得る際に、どのような場面・フェーズにおいて、どのような役割・成果物を依頼すればうまくいくと思われるか?
- 今自分の会社では、社員◯名で設計をしていて「3DCADでモデリングした後に2Dに落とす」というレベルでしか3DCADを活かせていないが、その活用事例を導入し運用しようとするとどれぐらいの投資額を見込む必要がありそうか?また、効果が出るまでにどれぐらいの期間を見込む必要があるか?
- 自分の社内業務について、3DCADと同じぐらい頻繁に使われるのがExcelなのだが、DXや3D活用をする上ではエクセルでも十分対応可能なのか?それとも、DXや3D活用等に特化した新たなシステム等を取り入れる必要があるのか?その棲み分けはどのような部分か?
- DXや3D活用について、従業員への教育も必要になってくると思うが、どのような教育体制を整えているか?
開催日時と場所
最後にiCADフォーラム43rdの開催日時と場所をお知らせします。
全3回開催されますが、会場によって日時が異なりますので、ご確認の上申込ください。
名古屋
- 日時:2023年11月14日(火) 13:00〜18:00
- 場所:名古屋コンベンションホール
大阪
- 日時:2023年11月22日(水) 13:00〜18:00
- 場所:ハービスHALL
東京
- 日時:2023年11月30日(木) 13:00〜18:00
- 場所:東京コンファレンスセンター・品川
私は東京のフォーラムに申し込みをしたので、もしお会いした際にはよろしくお願いします!
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